以前の記事の続きになります。
前回藤川先生の本を読んで、貧血で脳に栄養が届かず鬱やパニック障害が起きやすい
という事を理解し、たんぱく質や鉄分を多めに食べるように心がけていました。
もう一つの疑問がありました
仕事(パート)をしている時、お昼前頃になると異常な空腹と手足の震え・冷や汗
軽いめまい・息切れになり控室で横になる事がしばしばありました。
お昼ごはんを食べるとその症状は治まるのです💦
母も更年期の頃、午前中は私と同じような症状が出ていて午後からは治まる
ということだったので遺伝なのかもしれませんが・・・。
そこで元看護士のママ友に相談すると、「低血糖かも」とのことでした。
低血糖については全く知識がなく糖尿病の方がなる症状だと思っていました💦
低血糖とは
食べ物を食べると、食事の中の糖質が吸収され、血液中の糖の値が上がります。
この数値を血糖値というのですが、低血糖になると血糖値を調節する機能が支障を
きたした状態をいいます。
そしてこの血糖値を調節するためには、たくさんの脳やホルモンや、疲労回復ホルモン
ストレス緩和ホルモンなどが使われています。
血糖値が激しく乱れると、これらのホルモンの消耗が激しくなり、それによって
気力が落ち、疲れやすく、ストレスに弱くなっているのだそうです。
原因は
・食べ物が糖質に偏っている。
・食事と食事の間が長すぎる(朝食抜きや夕食が遅い)
・たんぱく質や栄養素が不足すると血糖値が乱れる。
症状は
やる気がない・集中力が続かない・疲労感・朝起きられない・不眠・イライラ
落ち込みやすい・めまいやふらつき・手足や全身の震えやしびれ・動悸・息切れ
甘いものが欲しくなる・食べ過ぎ・・・
更年期障害の症状にもよく似ていますね。
ホルモンの疲労からくる自律神経の乱れだからリンクしているのかもしれません💦
低血糖症を克服された方の本を読みました
内科や内分泌科がある病院で調べてもらう事はできるのですが、保険適用でないので
1万円程かかるそうです。
そこでネットで調べてみると、キセキさんという方が実際に低血糖症になって辛い
経験から病院に頼らず栄養で回復されたという本を出版されていたので、早速購入し
読んでみる事にしました。
改善方法は
・食べる順番を意識する「野菜→たんぱく質→炭水化物」
・1日3食たんぱく質を食べる(ラーメンなどには卵やチャーシューを乗せる)
・1口30回噛む、20分以上かけて食事を食べる(セロトニンが増えるそうです)
栄養療法で鬱やパニック障害も改善される?
藤川先生は鉄とたんぱく質を取り貧血を改善すると、鬱やパニック障害は改善
されると言われています。
低血糖症もたんぱく質を取り栄養不足が改善されると、ホルモンの乱れが改善され
鬱やパニック障害が治るというしくみらしいです。
鬱やパニック障害で悩んでいる方の多くは栄養不足
現代人は糖質過多やインスタントに頼りがちな生活を送っていて、質的栄養失調
の方が多いみたいです。
私もそのうちの一人でした。
仕事をしていると家事は思うようにできず、疲れて食事は度々スーパーの総菜や
インスタントに頼り、たんぱく質不足から栄養失調になっていました。
そして更年期になりより一層ホルモンが乱れ体調不良になっていたのです(´;ω;`)
栄養療法なので時間はかかるけどキセキさんの本の改善方法を見習い
実践していくことにしました。