更年期障害の緩和療法と言えばHRTと漢方薬が有名ですね。
民間療法ではサプリや整体・鍼灸など...
私も2年前に婦人科での血液検査で閉経に近いと言われた時にHRTを半年程
処方されて飲んでいました。
その時は凄く調子が良くなって、もう治ったんじゃないかって錯覚するほど
元気になりました。
私の場合、特に倦怠感や不安感には効果がありました。
けれどこのまま飲み続けていて良いのだろうか?という疑問が!
長く続けると乳がんのリスクが上がるし、筋腫持ちなのでこれ以上
増えるのも嫌だしな~と思って副作用の少ない漢方薬を検討しました。
どこで処方される?
病院だと漢方内科・婦人科等
民間だと漢方薬局・ドラッグストア等
メリット・デメリット
メリット 副作用があまりない。
体質に合わせて処方されるので合わないと効果が出ないそうです。
デメリット 効果が出るまでに時間がかかる場合がある。
風邪の引き始めに飲む葛根湯は即効性がすごくあるけれど、
自律神経失調症のような症状には時間がかかりそうです。
私の処方薬は
約2年前にHRTと併用して飲める、漢方内科がある総合病院に行き
処方してもらいました。
加味逍遙散と桂枝茯苓丸を1年半程飲んでいました。
HRTと併用していたので効いてたのかはよくわかりませんでしたが、
桂枝茯苓丸は体が温かくなるので、冷え性の私には合ってたみたいです。
1年半程通っていましたが、担当の院長先生が忙しくて時間が合わなかったり、
待ち時間も2時間以上だったり、違う症状を言っても同じ漢方薬しか処方
してくれなかったりなんで、病院を変えてみることにしました。
新しい病院へ
更年期障害専門の漢方内科病院をネットで見つけて行ってきました。
女医さんなので話が分かるし、キチンと話を聞いてくださって
先生「大変でしたね。大丈夫だからゆっくり治していきましょう」
嬉しくて涙が出そうになりました(´;ω;`)
私の症状は更年期障害の症状より不安からくる軽いパニック障害を
まず治した方が良いと言うことで不安感に聞きそうな漢方を処方
してくれました。
私に処方された漢方薬は
帰脾湯とは
気分を落ちつかせ、体力を回復させる効果などがある漢方薬
貧血にも効果があるそうです。
半夏厚朴湯とは
気持ちを落ちつかせる効果があり、のどの異物感、イライラ・不安感・咳
等の症状を改善してくれるそうです。
こちらは以前車の中で過呼吸になった時に内科で処方されたリーゼ(安定剤)
と同じ作用なんですが、リーゼのように眠たくならないので車の運転中
には良いそうです。
飲み方は
漢方薬と言えば食前・食間のイメージが強くてずっと食前に飲んでいました。
けれど先生曰く「食後でもいつでも良いです。好きな時に飲んでください」
とのことです。
しかも西洋の薬(鎮痛剤や風邪薬等)と併用しても大丈夫。
けれど漢方薬を多種類飲む場合は生薬によって合わない場合があるので、
注意が必要とのことです。
半夏厚朴湯は錠剤で頓服(発作時に飲む)なので、不安感が強い時などに
水と一緒に飲むと良いそうです。
結 果
まだ漢方薬を飲み始めて3日目なのでよく分かりませんが、半夏厚朴湯を飲むと
不安感が少し落ちついてきたような感じがしました。
また涼しくなってきたので散歩も再開しようと思います。
もし漢方薬を検討される場合は保険が効く漢方内科での病院で
処方されることをおススメします。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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